言葉の壁

海外からやってきた研究者の講演があった。
自分の研究分野に関する内容だったので、
聞きに行ってきた。
内容は大変興味深く、
自分の研究にも役立つ情報を得ることができた。
少なからず「ほぇ〜〜」とか「なるへそ〜」と感心する場面があり、
脳ミソが刺激された。


自分の英語力不足のため、
肝心のところを理解できないことがあった。
論文を読みこなす力も必要だが、
特にHearingとSpeaking能力が生きた情報を得るためには必要だ。
なんせ論文になったときにはすでに半年から1年遅れている。
ゲノム情報のあふれる現在、1年の遅れは命取り。
私の扱っている材料はどちらかというと
発展途上国にとって重要な作物であって、
先進国の研究者はあまり興味を示さない。
そのため、最新の研究手法やトピックが遅れている。
進んでいる情報を仕入れるためには英語力は欠かせない。
やはり直接研究者とDiscussionできる能力がほしい。