信頼という名の貯金

信頼とは目に見えないので、
ましてや貯金などできるわけないと思うが、
そんなこともない。


例えば、毎朝9時には職場に来る人がいる。
その人は間違いなく9時には職場にいるので、
9時半からの得意先訪問をお願いできる。


例えば、体調を崩しても休まない人がいる。
その人は決して休まないので、
仕事の進み具合が計算できる。


もっと簡単な例をあげると、
守備や走塁はイマイチだけど、
代打で出ると必ずヒットを打つ選手がいる。
監督としてはここぞというときに必ず使いたくなる。


最後のは非常に極端な例だが、
つまるところ言いたいことは
日頃の積み重ねが、大きな信頼に繋がる、ということ。
ただ朝必ず来るとか、ちょっとした積み重ねを少しずつ信頼という形で貯金している。
もちろん大きな貯金をするためには結果を残すということも必要だけど。
仕事をする上で、周りや上司から信頼を受けることが最も働きやすい。
その信頼が次のチャンスを運んできたり、
苦しいときの大きな支えとなる。
信頼を受けることが仕事に対する責任や熱意をもつことにもなる。


これから社会人になる若者たちよ。
毎日コツコツと。
何かを積み重ねることをどこかへ忘れてしまったのだろうか?