幸せのちから


全財産21ドルから成功を収めた自叙伝物語。
主演のウィル・スミスと競演する子役は
実際にオーディションで選ばれた実の息子。
親子ならではの自然な演技。
といっても、英語だし外国人だし別に親子じゃなくても
違和感は感じないだろうな。
そんなことはさておき、
映画内で登場する2つの涙。
まったく対照的な意味の涙がグッと来る。
「幸せとは何か」とか哲学的な問いに答える映画らしいが、
そのへんはよく分からない。
ただ2つの涙の味を知ることが、
「Happiness」になる秘訣なのだろう。


映画も終盤に差し掛かった終了15分前。
突然映像が止まり、館内に明かりが灯される。
上映前、
「非常時には全ての上演を中止し、直ちに館内が点灯されます」
というアナウンスを思い出し、
「これは非常時!!!」


「急いで逃げてぇ!!」
と、館内はパニック状態、、、


にはならず、いたって平穏。
嫁さんはこの好きにトイレに行く。
念のため係員に確認したところ、
火災報知機の誤作動だったらしい。
せっかくクライマックスに向けて盛り上がるところだったのに、
台無し。
でも、帰り際に「ご迷惑料」として、
タダ券をもらった。
ちょっぴり幸せ。
恐るべし「幸せのちから