四都物語

土曜日。


バイオエネルギーに関するシンポジウムがあるということで、
滋賀県へ行ってきた。
神戸、大阪、京都、そして滋賀。
往復4時間の旅路。
遠かった。そして寒かった。


肝心のシンポジウムは大変興味深く拝聴した。
お決まりの官庁のお話に続き、
まずはバイオエタノール
単位面積当たりの算出効率はテンサイが一番。
単位原料当たりの算出効率はコメが一番。


続いてバイオメタノール
原理的に有機物であれば、なんでも材料になるらしい。
収穫残渣や間伐材なんでもOK。
ただ、効率を考えると1日100トンくらい必要らしい。
なので、バイオマスの大きい植物を育てて
原料の少ないときはそちらで代用。


最後に、工学系の研究者。
バイオディーゼルに関する話。
植物系研究者にもわかりやすい内容で、
興味深い。


いずれにしても、
1ℓ当たり150〜200円。
以前のガソリンの値段では、割高感が強かったが、
ここ数ヶ月の原油価格の高騰により、
コスト的には肉薄してきた。
しかも、バイオエネルギーを利用すると税制優遇アリ。
ちょっと追い風気味。