日本作物学会

3月30〜31日(in東京大学)
30日にほかの研究室の友人の発表があったのだけど、
育種学会と1日かぶっていたため、
31日のミニシンポジウムに参加。
イネ育種の中に、飼料イネの育成やパン用品種の育成という目標は
非常に興味深い。
イネは生産過剰状態で、しかも休耕地が多い。
農家の生産力を縮小せず、休んでいる土地を有効利用し、
しかも食料自給率の向上も目指す。
育種の大いなる可能性を垣間見たシンポジウムでした。
役人どもが農業離れになんら有効な対策を打てないでいる中で、
研究費・人件費はどんどん削減。
何がしたいのかわからない役人どもにもぜひ聞いてほしい内容です。
今年は博士課程の3年目となるため、次の進路のために、
いろいろな先生方に挨拶をするためにいってきました。
いきなり研究室訪問も不躾なので、顔を売ってきた。
将来的には育種の仕事がしたいので、
その方面の先生方とお話。
さすがに某種苗会社に勤めていたというのはインパクトがあるらしく、
社会人生活も無駄ではなっていないことを実感。
しかし話す人みな『走ってたの?』(おいおいそんなに有名かよ)
ええ、走っていました。しかも長靴で。
20kgの肥料袋や平鍬の5本や6本持って走れますよ。
だから雇ってくださいよ。


そんな感じで、
この2週間ほど学会やらなんやらで、
東京に行くことが多く、そちらの友人にもまとめて会うことができたので、
大変有意義な2週間でした。
そんでもって、山積みになっている論文やら実験やら、
気持ちを切り替えてバリバリやりまっせ。