現実と理想、男と女

兄弟姉妹構成が性格の方向性を決める。


弟や妹は上の子が作った道を歩いてきたので、
現実に何があるのか分かっている。
それにどのように対処すべきかも知っている。
また新しいことには手をつけることは少ない。
弟や妹ほど要領がよく、現実的で身の丈を知っている。


一方で、兄や姉は常に先頭を走り、道なき道を歩いてきた。
この先に何があるのかも分からないし、
対処法の分からない壁にもがいてきた。
新しいものに挑戦する心を持っている。
兄や姉ほど不器用で、理想的でチャレンジ精神がある。


周りの人間環境(友人や職場の付き合い)の
いろいろ影響があるので、単純に兄弟構成だけで、
人の性格をはかることは難しい。
しかし、相手の兄弟構成を知っておくと、
基本的な考え方を理解できるので、
人付き合いがぐっとスムーズになる。


さらに
男は加点方式で、
女は減点方式である。
ということも考慮に入れたい。


男は人を評価するのに、加点方式を用いる。
最初の評価は低い。
しかし、こんなことやあんなこととよい評価をプラスしていく。
プラスの評価は一般的に甘く理想的で、現実に裏切られることが多い。
一方で、女は減点方式を用いる。
最初の評価は高い。
しかし、こんなことやあんなことでどんどん減点していく。
マイナス評価はシビアで、現実的だ。
男は女の意外なマイナス行動にガッカリし、
女は男の意外なプラス行動にグッとくる。