評価会議

この時期は農水省の政策研究、いわゆる受託研究の評価会議シーズンである。
うちの研究室もいくつかのテーマを請け負っており、
今の私の研究もその一つであり
昨日今日とその会議に出席してきた。
報告書やら発表資料やらを年明けから作成した。


研究成果は、百歩ゆずっても胸を張れたものではない。
そんなときの報告で大事なことは次のとおりである。

  • ひとつ。何をどこまでやろうとする計画なのか明らかにすること。
  • ひとつ。その目標に確実で、説得力のあるアプローチをし、その結果を飾り立てず謙虚に示すこと。
  • ひとつ。目標を達成できなかった場合、その原因を分析し、次年度に向けた解決策を示すこと。

あとは評価する側が判断することであり、
結果を待つしかない。


正直なところ、他の課題担当者の結果を見ると
うちの成果は見劣りする。
しかしそれぞれの課題毎に目標設定が違うので気にすることはない。
というのがうちの副社長の見解である。
他の課題の成果に負けぬよう、精進するとしよう。
実際のところ、他の課題は我々の課題の次の展開を示したもので
今後の計画に大変参考になる。
様々な問題点も彼らが先にぶつかり、解決のための試行錯誤をしているので
我々としても色々な可能性を検討しやすい。
今後の糧としよう。
報告書作りや資料作りも、のちの科研費申請などに役立つノウハウであり、
計画当初から参加させてもらい、社長に感謝である。
嗚呼、俺ってなんて前向き。