就職活動2

エントリーシートが通ると、いよいよ本番の面接が始まる。
緊張し、失敗することもあり
多くの人がここで躓く。
まずは緊張に慣れることである。
緊張して当たり前。
声上ずっているよ、俺。OKいつもどおりと思いたい。
緊張する原因についても考えたい。
多くの場合は、準備不足である。
自己分析があまい、志望する会社、業界あるいは一般的な情報に疎い、
といったことは緊張を助長する。
「己を知り、敵を知れば、百戦危うからず」ということを実行しよう。


研究機器メーカーあるいはMRなどの製薬メーカーの営業を考えてみる。
メーカー側は製品を売り込みたい。
研究機関あるいは医療関係者は必要なものだけほしい。
ちょうど就職活動の学生と企業の関係に当てはまる。
営業側はどのように売り込むか?


まず、自社製品の特徴・利点などを徹底的に知る。
自分の製品を説明できなければ話にならない。
いわゆる自己分析に相当する。
自己分析シートなるものに、自分の性格や過去の出来事
将来像などを書き込んで分析する方法もある。
しかし、なかなか筆が進まない。
特に自分の性格を表す言葉を知らない。
そこでネット上の占いサイトなどを覗いてみる。
意外に当たっていることも多い。
そこの書かれている言葉がヒントにならないか


次に敵を知る。
消費者のニーズを分析する。
今どういう器械・薬を使っているのか。
どういう研究(患者)をして(診て)いるのか。
そこに生まれる新たなニーズと自社の製品の特徴をいかにこじつけるか。
そのための企業説明会であり、企業資料である。
必ずしも現場のニーズを反映した説明会や資料ではなく、
企業分析にはあまり役に立たないこともある。
教員が先走って、お高い器械を購入してしまう状況に似ている。
(いや、ちょっと違うかな。)