以前紹介した「ジャンさんの「英語の頭」をつくる本―センスのいい科学論文のために」。
その中でジャンさんはこう言っています。
「英語に起承転結はない」
日本人が文章を書くとき、
起承転結を意識します。
科学論文においても起承転結あり、と私は思っていました。
しかしジャンさん曰く

英語は3拍子。
Introduction (Topic sentence)
Body (Supporting sentence)
Conclusion (Concluding sentence)
から成り立っている。

起承転結は漢詩など文学作品を書くのに
有効な構成であって、
論文を書くには向いていないそうです。
英語圏の人に理解しやすい論文を書くには
英語圏のルールにのっとった論理展開で書く必要がある。
起承転結も
「起」Introduction
「承」Body
「結」Conclusion
まではよいのですが、
「転」って何よ?
「もうなあん?何を表してるの。怒り?悲しみ?喜怒哀楽?」(ペリー風)
西洋人の人たちは混乱するそうです。


はい、がんばります。
論文ね。
3拍子の論理展開。