大学の研究室の会計事情

大学の研究室の会計事情は複雑で分かりにくい。
この3年間ドクターの学生として研究室の会計事情について
いろいろ見聞きするようになった今でさえ、
不明瞭な点が多い。
研究室を主宰する教員の方々はやりくりに苦労している。
その大きな原因は2つある。
1つは予算を次年度に繰り越せないこと。
巨額の研究費を抱えても単年度で使い切らなければならない。
2つ目は使用目的が限定されていること。
研究室の予算には様々な区分があり、
それぞれ使用できる範囲が決められている。
最近の研究費不正利用の影響により、
ますます会計監査が厳しくなり、より限定されている。
例えば、スズメよけのネットを来年用として冬場に購入しようとしたら
今年度使用予定がない(冬場はイネは栽培しないので)ものを購入できない。
などなど。

ちょっと休憩。実験してきます。